夫婦の3組に1組が離婚しているといわれる時代。
離婚は珍しいことではなくなりました。
お互い納得して離婚したものの、いざ独りの生活が始まると、離婚したことを後悔したり、復縁したいと考えることもあるでしょう。
あなたも離婚して時間が経つにつれ、復縁を望む気持ちが大きくなっていたりしませんか？
一度はお互いに好きになって結婚した夫婦です。
きっかけさえあれば、復縁できる可能性もゼロではありません。
今回は、離婚した夫婦が復縁するきっかけになったことと復縁できる夫婦の特徴について解説していきます。
離婚した夫婦が復縁したきっかけ
離婚した夫婦が復縁するのは簡単なことではありません。
しかし、何かきっかけがあれば、復縁することも不可能なことではないのです。
復縁した夫婦はいったいどんなきっかけで、やり直す道を選んだのでしょうか。
離婚した夫婦が復縁するきっかけとなることを5つ紹介していきます。
お互いの大切さに気付いた
離婚して別々に暮らすようになったことで、相手のことが「やっぱり大切だ」と気付き、それをきっかけに復縁する夫婦は多いです。
夫婦として生活しているときは、お互いが当たり前の存在になってしまうもの。
お互い一緒にいる意味を感じなくなり、離婚という決断をしたのでしょう。
しかし、いざ離れてみると、「ただいま」「おかえり」を言い合える相手がいることや一緒にご飯を食べる相手がいることが、どれだけ幸せなことだったのか、ということに気付くことがあります。
いがみ合って別れたわけではなく、倦怠期をきっかけに別れた夫婦は、時間が経てば関係が修復される可能性は高いです。
離れてみて初めて、相手のことが大切だったことに気付いたとき、復縁をしたいと考えるようになるのでしょう。
経済的に苦しくなった
経済的理由で復縁する夫婦もいます。
離婚して一人で生計を立てようと考えていても、いざ離婚してみると想像よりもお金がかかってしまうことはよくあります。
特に、女性は子どもがいると、離婚後は経済的に苦しくなることが多いです。
これまで安定な生活を送れていたのは、元旦那さんのおかげだと、離婚して感謝するようになることもあります。
貯金も減っていき、生活をするのが苦しくなったことをきっかけに、元旦那さんに連絡をとる女性も少なくありません。
生活のためにと仕方なく、割り切って復縁するというパターンもありえます。
子どものために復縁した
復縁のきっかけが子どもの存在だったという夫婦もけっこういます。
男と女として愛情がなくなったとしても、お互いに子どもの親であることに変わりはなく、離婚しても子どもにとっては大切なお父さんとお母さんなのです。
子どもがいない夫婦よりも子どものいる夫婦の方が、離婚後も連絡をとることは多いのは当然ですよね。
離婚後も、子どものことについて相談する場面もあるでしょう。
そんな中、やっぱり子どもにとって必要な存在だと感じたとき、もう一度やり直すことを考えるようになります。
もしくは子どもに「みんなで一緒に暮らしたい」と言われ、復縁するというパターンもあります。
復縁するきっかけとして、子どもがいるかどうかは大きく関係してくるでしょう。
寂しさを感じた
離婚したあと、寂しさを感じて復縁を考える人もいます。
夫婦として生活していたときは、相手のことをうっとうしい、面倒くさいと思っていたのに、いざその人がいなくなると、ふと寂しさを感じるものです。
このパターンは、特に男性に多いのではないでしょうか。
・電気のついていない真っ暗な家に帰る
・いつも寝るときに隣にいた人がいない
最初のころは一人の生活を楽しんでいても、時間が経つにつれて寂しさを感じるようになることはよくあります。
寂しさを感じたときに、思わず元旦那や元嫁に連絡してしまうという人もいるのです。
ちょっとしたことをきかっけにケンカ別れのようにして離婚した夫婦は、一定期間距離を置いて、お互いが素直になれば復縁できる可能性も高いでしょう。
お互いの両親のため
お互いの両親のために復縁するというパターンもあります。
結婚や離婚は2人だけのものではなく、お互いの両親にも影響を与えてしまうものです。
両親が離婚したことにショックを受けていたり、孫に会う機会が減って寂しそうにしていたりしたら、離婚しなければよかったと感じることもあります。
お互いの家族同士も仲が良く、家族ぐるみの付き合いをよくしていた場合は、ほかの家族の協力や後押しもあり、復縁しやすいです。
また、まれなパターンですが、どちらかの親に介護が必要な状態になり、それをきっかけに元旦那や元嫁に助けを求めることもあります。
これも夫婦として生活している間、義両親との関係が良好であればこそできることです。
40代で復縁する方法
復縁できる夫婦の特徴
復縁したいと相手に伝えたからといって、そんな簡単に復縁できるものではありません。
復縁できる可能性が高い夫婦には、ある特徴があります。
その特徴を2つ解説していきます。
離婚後も連絡を取っている
離婚したあともたびたび連絡を取っている夫婦は、まったく連絡をとっていない夫婦に比べると復縁できる確率は上がります。
連絡を取り合うパターンとしては、子どもがいることや元々友人関係で共通の友達がいることなどが多いといえます。
離婚後にまったく連絡を取っていないのに、突然復縁したいと話しても、相手が受け入れてくれる可能性はほぼゼロです。
定期的に連絡を取っていれば、お互いの近況がわかるので、相手の様子をうかがって復縁の話を切り出すことができますよね。
また、離婚後も連絡を取り合っていれば、自然とまた2人で会う時間を作るようになり、昔のように仲のいい夫婦に戻っていくということもありえます。
離婚後も定期的に連絡を取っているか、まったく連絡を取っていないかで、復縁できるかどうかの結果は大きく変わるでしょう。
円満に別れた
円満に離婚した夫婦も、復縁できる可能性は高いです。
不倫や暴力などが原因で離婚し、2人の間に大きな溝ができている場合、夫婦としてやり直すのは相当難しいでしょう。
お互いに嫌いあって別れたわけではなければ、なにかのきっかけで復縁への気持ちが高まることあります。
円満に別れた夫婦は、「相手のことが許せない」という負の感情が少ないので、時間が経つと「また一緒に暮らしたい」「離婚しなくてもよかったかも」という思いが出てくることもあるのです。
また、離婚したあともLINEや電話でやりとりしたり、お互いの両親と仲が良かったりすると、自然と復縁しようという気持ちが芽生えたりします。
相手を嫌いになって別れたわけでなければ、ちょっとしたきっかけで復縁することもありえるでしょう。
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離婚した夫婦が復縁するには時間が必要
何かしらのきっかけがあれば、一度は別れを選んだ夫婦でもやり直すことはできます。
子どもや親の存在、離れて暮らすようになったことでお互いの存在の大きさに気付いたことをきっかけに、再び一緒にいたいと感じるようになるのです。
ただし、関係を修復していくには、ある程度の時間を要します。
復縁したいと思ったら、まずは離婚した原因をきちんと考え、再び同じ過ちを繰り返さないようにしなければなりません。
焦らず、お互いの気持ちを大切にしながら、復縁することが本当にいい選択になるのかをよく考えていくことが大切です。
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